桜 -5-
継続観察している桜に、実が付いていた。
桜の実なんてのは、初めて見た。
ふと、さくらんぼっていうのは桜の実なのかな?と。
こんなことは、考えたことも無かった。
・・・・・違っていた。
さくらんぼのコーナーによると、さくらんぼが成る木は、オウトウという木だそうだ。
さくらんぼ(オウトウ)は甘果オウトウ類、セイヨウミザクラ(西洋実桜)という種類で、一方桜の実はすっぱい実で酸果オウトウ類なんだそうだ。
この染井吉野の実も、すぐ落果してしまうのだそうだ。
桜は園芸種ということで、以前に書いたように、数百種類あるようだが、さくらんぼの成る木も、全世界で1350種以上ということで、すごいことになっているようだ。
Comments
この時期になると、ムササビが食っています。
またツキノワグマのフンの中にもごっそりと、サクラの実の種が入っていますよ
Posted by: くまがい | April 22, 2006 02:09 PM
こんばんは~。
「染井吉野」は、人工的に作った品種なので
自家受粉できないと聞きました。
接木や挿し木などクローンで増やしているので
病気に弱いみたいです。
動物で云えば「レオポン」とか「ライガー」といった
ところなんでしょうかね?くまがいさん。
Posted by: むさ | April 24, 2006 09:58 PM
熊谷さん、むささん、どうもです。
花の数にくらべて、実の数がとっても少ない、ということはすぐ分かりました。
自家受粉できないってことは、別の株から花粉が来たりしているのでしょうかね?
それでも、実として、種として、不完全なので、落果してしまうのだろうか。
実として不完全でも、ムササビやクマが食べているんだったら、充分自然の一部に貢献しているということなのかな。
「園芸種の桜が野生動物を救う」みたいな。
Posted by: あたびし | April 26, 2006 01:24 AM
ハロ~、ご両人!
昨夜、こちらはメンテナンスだったのですね。
だもんで、俺のブログに「野生動物と園芸種」を載せました。
よろしければ、覗いてください。
Posted by: くまがい | April 26, 2006 10:23 AM
こんばんは~。そして、ごめんなさい。
私、「自家受粉」について誤って理解していました。
植物は、自分以外の花粉を受粉するのが普通で
「自家受粉」は、最終手段のようです。
染井吉野は、近所に他の株があっても結実しにくい
ということで、「レオポン」なのでしょうか?
Posted by: むさ | April 27, 2006 09:20 PM
ソメイヨシノの最終手段の場合は「単体繁殖」でしょうか? カタツムリみたいですね。
Posted by: くまがい | April 27, 2006 10:06 PM