人体解剖図
ヴェサリウス以降の近代解剖学書を、20数人その解剖図を何点かとともに紹介している本です。
画像はまた裏表紙で、図は「人体解剖学」 ビドロー 1690年版からのようです。
先日(May 02, 2008)載せた、ジョン・ハンターの本(解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯)の表紙にもなっている、「妊娠子宮解剖図」からも多く載せられています。
ただ兄のウイリアムの名前だけが載っています。
ジョン・ハンターの本の表紙では飛んでしまって確認できないが、こちらでは胎児の背中に解剖室の窓が写っていると思しき物が見える。
目次だけ書いておきます。
人体解剖図の歴史
『ファブリカ』ヴェサリウス
『人体解剖図』エティエンヌ
『人体解剖学』ワルエルダ
『エウスタキオの「解剖図録」』エウスタキオ
『人体構造図集』カッセーリ
『胎児の構造について』スピーゲル
『人体解剖学』ビドロー
『人体の解剖学』クーパー
『解剖標本集』ロイス
『骨学図譜』チェセルデン
『人体筋骨構造図譜』アルビヌス
『人体臓器解剖図集』ゴーティエ・ダコティ
『分娩図解』スメリー
『妊娠子宮解剖図』ハンター
『写生に基づく骨学筋学の新図集』ガムラン
『筋骨、関節の解剖図解』ベル
『人体主要器官の病理解剖学』ベイリー
『皮膚の疾患について』ウィラン
『病理解剖学』クリュブェイエ
『病理解剖学図集』カースウェル
『リトグラフによる人体解剖小図集』クロケ
『人体器官学概論』サルランディエール
『人体解剖図大全』ブルジェリ
『人体臓器大全集』クエイン、ウィルソン
『外科解剖学』マクリース
『等身大彩色解剖図集』エリス
『グレイの解剖学』グレイ
『局所解剖図譜』『補遺:妊娠後期の子宮と胎児』ブラウネ
デジタル時代の解剖図 マイケルJアッカーマン
(『骨学図譜』のチェセルデンは、ジョン・ハンターの本ではチェゼルデンと濁って表記されていました。)
表紙などはこちらへ。
表紙の絵は、フランチェスコ・ベルティナッティ「美術解剖学入門」1837-39
« 相模原市立博物館 | Main | ポピー »
Comments