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December 30, 2010

空と宇宙展 はやぶさ

続きです。
やはり今年は「はやぶさ」でしょう。

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小惑星探査機のはやぶさの帰還カプセル、実物は相模原のを見たかったのですが、ざんねんながら見られませんでした。

ここにははやぶさ実物大モデルがありました。
幾多の困難を克服して戻って来たはやぶさくん。
その困難の数々は書ききれないけど、クライマックスは画像の中央下に見えるABCDとある、4基の丸いイオンエンジンのことでしょう。
A、B、Cと順にだめになり、とうとうDもこわれて万事休す。
しかしAの回路とBの回路を組み合わせて1基分のエンジンを作動させるようにしてなんとか戻ってこれた。

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サンプラーホーンというのがイトカワから標本を採集する装置で、その上のオレンジの丸いのが、最終的に地球に帰還したカプセルですね。
だいたいイトカワというのは、はやぶさが出発した時点では詳細が判ってなくて、名前も「1998SF36」ということだったほど。
軌道も判らないので近づきながら位置・速度を調べながら接近していくという。
また、地球からの指令も片道16分かかるので、ほとんど自立して判断するようにセッティングしてあるんだそうだ。
着陸するのも着地点を自分で判断しながら降り、ダメだと判断したら中止するという、ほとんど未来ロボットなみ。

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「はやぶさ」が飛び立つときから、イトカワはこんな形だと判っていた訳ではないですね。
大きさは540mX270mX210m
地球軌道と火星軌道の間の軌道を1.5年周期で廻っているのだそうです。


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