ロバの入れ歯
続きです。
上野動物園はこれだけ載せておきます。
もう終わってしまいましたが、「猛獣処分」から70年、戦中戦後の動物園展というイベント最終日でした。
かわいそうなゾウなどの話で有名な、猛獣処分の展示など。
動物慰霊碑の銘板。
本来なら金属供出でなくなってしまったはずが、外して園内に保管してあったので免れたようです。
ロバの一文字号の剥製。
なにが凄いのかというと、このロバは入れ歯をしていたのですね。
以前に自分のHPでも紹介したが、絵本が出ています。
「ロバに入れ歯を贈った歯医者さん」
市来英雄 著 松元裕子 絵
クインテッセンス出版株式会社 ¥3200 +税
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この絵本によると上の入れ歯はベルトで上顎に固定していたようですが、この剥製では使っていません。
1963年の話で、もう50年も前に入れ歯を入れていたんですね。
一文字号は入れ歯を入れた2年後に、元気になり過ぎか?柵を飛び越し損ねて転倒、体調を崩して亡くなってしまった。
また入れ歯を作った歯科医師、石上健次先生は1998年に81歳で亡くなった。
金属で作った歯は金色だったが、金ではなさそうでした。
しかし剥製があったとは思いもしなかったので、驚いた。
ありがとう。
Comments
「かわいそうなゾウ」は餓死したことになってます。
エサほしさに芸をしてみせるところが涙を誘いますねぇ。
しかし真相は!遠藤先生に聞きました。
Posted by: くまがい | November 08, 2013 01:18 AM